この前の日曜、秋葉原でポーカーやって、さっさと負けたので、別の場所へと移動しようとして、JRの秋葉原駅にいったら、前にも見たことのある路上の手品売りを見た。
いろんな人が見たことあると思うけど、紙のぺらぺらの人形が立って踊るあれだ。
前に見た時は、原宿かどこかだったように記憶しているが、しばらく見ていても、どうやって立たせているのかがよくわからない。回りを取り囲んでいる人たちも「静電気ですか?」とか聞いているが、どうにも静電気には見えないし、売り手も「違います」と答えていた。どう見ても、動きは上から糸で釣っているような動き方で、言ってみればしょぼい操り人形のような動きなのだ。前回見た時は、多分細い糸で釣っているのだろうと勝手に解釈していたが。今回の場所は上に糸を釣れるような場所がないし、操り手もそれを意識して、自分で人形の上に手をかざしたり、観衆のひとりに手をかざさせたりして、糸なんてないことを強調していた。
どうなってるんだろうなあ、と思いつつも、時間がないので、その場を離れた。
で、帰宅後、やっぱり気になるので、検索してみることにした。あれだけいろんなところで見かけるんだから、だれかネタばらししてるだろうと思ったら、果たして、あれを実際に買ってしまった(正確には買ったのは筆者氏のお父上なのだが)、と言う人からのネタばらし記事に出会った。
ふむふむ、あの人形「ジョニー」っていうんか・・・で、ネタはと言うと・・・
私情まき散らし日記SP VOL.1 「ヤツとの再会」
ええええええええええ、そんな簡単なしかけだったんか~~~~~~~~。
そうか、釣ると言えば上からという思い込みがこの仕掛けの肝やね。しかしまあ、そういう先入観から逃れられなかった俺は、まんまと引っ掛かっていたわけか。やっぱり俺には、どんな手品も見破れそうもない。
それにしても、手品って、種を明かされると、ほんとうに馬鹿みたいに単純なものが多いよね。テレビとかでみるようなすごいマジックも、種を知ると、きっと、馬鹿みたいに見えるのだろうなあ。