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"Everything in Life is Only for Now."
これはB'wayのヒット作“Avenue Q”の最後の台詞です。 人生いいときも悪いときも決していつまでも続くわけじゃないんだから、投げず、腐らずその時々をなんとかやっていこうや。 この作品の根底をなすこのメッセージ、このブログのタイトルにしました。 ありがとう、エキブロ新聞 フォロー中のブログ
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NYに来たら、ブロードウェイでミュージカルを観たい! これって多くの人が思うことですよね。でも、実際に観にいくとなると、あれこれ考えなきゃいけないことが多くて、気力も萎えてしまいます。ここで全部の問題を取り上げるわけには行かないので、そのなかでも、最初に直面する問題であり、かつガイドブックで意外とカバーされていない問題、 「どの作品を観にいったらいいの?」 ということに話を絞ってお話したいと思います。まずあれこれお話しする前にまとめを一覧表にしておきます。これをまずざっと観て、更に、どのような基準でこれらの作品が選ばれたのかについて知りたい方は、まとめに続く本文をお読みください。 1)迷ったらロングラン中の名作を “Phantom of the Opera” “Beauty and the Beast” 2)英語のいらない、言葉が最小限の作品 “Movin’ Out” “Stomp” “Blue Man Group” “Cookin,” 3)予習・復習が出来るもの 映画(ミュージカル):“Chicago”(シカゴ)、“Fiddler on the Roof”(屋根の上のバイオリン弾き)、“Chitty Chitty Bang Bang”(チキチキバンバン), “Dirty Rotten Scoundrels”、“Monty Python’s Spamalot”(“Monty Python’s Holy Grail”)、“Sweet Charity”、“The Phantom of the Opera”(オペラ座の怪人) 映画(非ミュージカル):“The Producers”、“Hairspray”、“La Cage aux Folles”(“Birdcage”) 映画(アニメ):“Beauty and the Beast”(美女と野獣)、“The Lion King”(ライオン・キング) 小説:“The Phantom of the Opera”(「オペラ座の怪人」、ガストンルルー)、“Little Women”(「若草物語」、ルイーズ・オルコット) 4)とにかく安くで観られるものを観たい TKTS、クーポンを利用する。 以下では、上でまとめた作品にを選ぶに当たって考えたことをちらっとだけ掘り下げて説明してみます。 ---------------------------- 「NYに来たらミュージカルを観たい!でも、どれを観たらいいのかわからない!」 これって結構難しい問題なのです。なぜなら、ミュージカルといってもいろいろな種類のがあって、それぞれがあまりに違うので、自分が期待するものと違うのを選んでしまってがっかりっていう経験も多いのです。例えば、私の知人で、NYに住み始めて最初にミュージカルを観にいってみて、「昨日“Cats”観にいったけど、全然つまらなかったわ。だってストーリーも何もないんですもの」といってて人がいました。彼女はお芝居だから筋があって当然と思っていたんですね。ちなみに“Cats”はストーリーがないミュージカルなんです。また、私の友人の親類はNYに来て、「何にもミュージカルのこと知らないから、とにかくミュージカルというのを観て見たい」といって、当時最も有名であった作品“A Chorus Line”を観にいきました。結果は「がっかりだったよ~。ブロードウェイだから豪華なセットがあるかと思ったら、只の鏡があるだけなんだもの。」“A Chorus Line”はリハーサルルームの中だけで進行する話なので、鏡張りの部屋があるだけなんですね。そんなわけで、一口にミュージカルを観たいといっても、皆さん方の好きな作品に当たるかどうか、分からないのです。また、どんな作品を観たいの?と聞かれても、それがわからないから初心者なんですよね。そこでまず、あえて言ってしまいます。 1.迷ったらロングラン中の名作を ロングランしている作品というのは、それなりの理由があるものです。だから、何を見たらいいかわからなければ、名作を選ぶのが無難かと思います。この手の作品は日本語でのあらすじ紹介もあちこちでなされてますし。今ならやはり“The Phantom of the Opera”と“Beauty and the Beast”でしょう。なんだかんだ言っても行って席に座れば楽しめます。あとで詳しく述べますが、この2つは予習、復習も割合簡単に出来ます。 とはいうものの、何も分からないんだから名作を観ておこうっていうやり方では満足できない方も多くおられるでしょうね。そういう方のお話を伺っていると感じ取れるのが、「せっかく、ニューヨークまで来たんだから、日本でやっていないものみたい」といういうことです。今あげた2つの名作は、すでに翻訳上演がなされており、NYの土産話をお友達にした際に、「それ私も観た~」となるかも知れません。(おまけに日本語で観た向こうのほうが英語で観たあなたよりもストーリーをよく理解していたりする。) たしかに観劇という経験はNY旅行の一部として存在するわけですし、その経験には、帰国後その話を家族や友人にするというのも含まれていると思います。だから、日本で翻訳上演、来日公演がされたことがないもののほうが、そのお話が面白くなるのは当然のことだと思います。 で、その場合に問題となるのが、英語を理解することの難しさです。私自身何年もアメリカに住み、ここ10年ほどのブロードウェイ作品はすべて観ていますが、それでも英語のミュージカルのストーリーを一度で完璧には理解できているとは思いません。日本からいらっしゃる方、いままでミュージカルをご覧になったことのない方には、英語は最大の鬼門ではないでしょうか。もちろん、英語が分からないくて雰囲気だけでも味わえればいいのだというような考え方もあるでしょうが、やはりお芝居というもの、中身が分からないのに席におとなしく座っているというのは苦痛だと思います。以前“Steel Pier”という設定もストーリーもかなり複雑な作品を観に行ったとき、すぐ横に日本からいらしたと思われる女性のグループがいて、「やっぱNYにきたんだから日本でやってないの観なきゃね~」などと盛り上がっていたのですが、インターミッションに入るころには「全然わからなかった」とつまらなそうに話していました。 で、そういう英語に不安のある場合で、せっかくの観劇体験を台無しにしたくないという方には2つの選択肢があると思います。 2.英語のいらない、言葉が最小限の作品を選ぶ 今なら“Movin' Out”でしょう。これは行ってみればバレエですので、台詞が一言もありません。「ベトナム戦争当時に同じ高校を卒業した5人の男女のその後の物語」程度の設定を分かっていれば、楽しめると思います。もう少しつっこんだところまで分かりたい方は、粗筋は入り口でもらえるPlaybillというプログラムに載っているのですが、それも当然英語なので、会場(開演30分前)にすぐいって、プログラムをもらい、辞書でも持ち込んでなんとか読んでみるといいでしょう。 Off B'wayなら、“Blue Man Group”もまだ日本にはいったことないんじゃないかな。これはもともとストーリーも何もないショウで、雰囲気を楽しむもの。顔中青く塗った3人の「キモ可愛い」男達がパーカッションや様々な芸を見せてくれるものです。すでに来日公演はなされていますけど、“Stomp”もストーリーなし、台詞なしの楽しいショウです。これはなんでもかんでも身の回りのもの叩いてパーカッションにしてします。また、“Cookin’”というショウは「ナンタ」という名前で日本でも公演が行われた韓国生まれの作品で、台所の器具をいろいろ使ってパーカッションの演奏を行ったり、踊りを踊ったりする、バラエティに富んだショウです。(ただし、お子さんに「食べ物を粗末にするな」ということを教えたい親御さんにはお勧めしませんが。) 3.予習・復習が出来るもの(あるいは「カンニング」する) 今、上にあげた「英語のいらないショウ」は“Movin’ Out”を除いては、ストーリーの無いショウです。でも、お芝居というからにはそういうパフォーマンスだけではなく筋のあるものを観たいとおっしゃる方も多いでしょう。その場合、考えられるのが、予習をするという手です。 ミュージカルを観るにあたって、予習すべきかどうかというのは、意見の分かれるところだと思います。ネタばれしてもいいからちゃんとわかりたいという方もいらっしゃるでしょうし、逆の人もいらっしゃるでしょう。また、予習するのって案外面倒じゃないですか?そういう方には、私は復習でもいいのではと思っています。観た時点では5割程度しかわからなかったけど、日本に帰ってから映画、原作本などで、内容をちゃんと理解するということですね。もちろんその場合、ああ、あの場面はそういう意味だったのか、わかっていたら笑えた(或いは泣けた、感動できた)のに、と悔しい思いをすることもあるでしょうが、それもまた観劇体験の一部でいいのではと思います。第一アメリカ人だってストーリーを全部わかってる人が何人いることやら。また、悔しくてたまらない時には、もう一度NYにいらして再見なさってくださいませ。 このカテゴリーに入るのは、 1)映画があるもの “The Producers”、“Hairspray”、“Beauty and the Beast”(美女と野獣)、“Chicago”(シカゴ)、“Fiddler on the Roof”(屋根の上のバイオリン弾き)、“The Lion King”(ライオン・キング), “Chitty Chitty Bang Bang”(チキチキバンバン), “Dirty Rotten Scoundrels”、“Monty Python’s Spamalot”(“Monty Python’s Holy Grail”)、“Sweet Charity”、“The Phantom of the Opera”(オペラ座の怪人)、“Little Women”(若草物語) 邦題が分からないものもあって失礼します。また、これらの作品が日本でビデオが発売されているのかなども、わかりません。 2)小説で原作を読めるもの “The Phantom of the Opera”、“Little Women” “Wicked”は「オズの魔女記」という原作があるのですが、ミュージカルとかなり違うので読む手間をかける価値があるかどうか分かりません。また“Beauty and the Beast”の原作「美女と野獣」も私は読んでいないので、どこまで舞台と重なっているか不明です。 3)CDを買えば粗筋が付いてくるもの “Avenue Q”(ただしこれも英語を読まなきゃなんないので大変ですね。) その他、“Fiddler on the Roof”は東宝の日本語の公式ページに粗筋が載ってました。 4)Showtranに頼る いくつかのロングランのショウには、Showtranというものがあって、ワイヤレスのイヤホンを通じてショウの進行に合わせて、その粗筋を日本語で教えてくれるというシステムがあります。ようするに「カンニング」できるわけですね。私が利用したこと無いので、どの程度詳しく教えてくれるのかとか、有料なのかとか分かりません。ロビーや劇場の後ろのところで、それっぽいものを貸し出しているところがあるはずなので、聞いてみてください。その際、IDを何か預けなくてはならないはずで、日本人ならパスポートということになるのでしょうね。(調べればいいのでしょうが、そこまでできませんでした、ご容赦。)Playbill.comでチェックしたら、日本語があると書いてあったのが、“Beauty and the Beast”、“The Phantom of the Opera”、“Rent”の3つでした。 予習しづらいという意味で意外と難関なのが“Rent”ですねえ。オペラの「ラ・ボエーム」(スペル忘れた)がもとなのでそれみて予習・復習するしかないか。CDに粗筋のってたかなあ。 4.まずは何はともあれ安く見たいという場合 さて、ブロードウェイショウが旅の目的の中心で無い場合、とにかく安くでそこそこの面白い作品が観られればいいとお思いの方も多いでしょう。そういう場合にまず考えられるのは、TKTSに頼ること。これは要するに様々なショウのチケットが当日に割引で買えるブースで、メインのサイトは47丁目と7番街の交差するあたりにあります。TKTSの詳しい説明はガイドブックをご覧になればわかりますので、ここでは詳しく触れません。(もう一箇所TKTSがある、ダウンタウンの方のブースは私もいったことないので分かりませんし。)どのショウがTKTSに出るかは当日になるまでわかりませんが、ここのサイトをチェックすると過去一週間の「傾向と対策」がわかりますので、参考にしてください。それでも、ご覧になる日がアメリカの祝日と重なったりすると、いつもは出ているショウがでていなかったりすることもあります。 次に考えられるのが、クーポンを手に入れること。ロングランのショウの多くは割引券を出しています。どうやって手に入れるかですが、ひとつにはTKTSのすぐそばにあるTimes Square Visitor Centerに行って、割引券の一覧を見せてくれと頼むこと。TKTSよりも割引率が悪い場合が多いですが、ここでクーポンをもらって劇場の窓口(Box Office)に行ってあらかじめチケットを手に入れておけば当日TKTSに並ぶ時間を無駄にせずに観光に使えます。また、Playbill.comというサイトにいって、Playbill Clubというものに登録(無料)すると、様々なショウのチケットの割引クーポンが手に入ります。 その他、割引クーポンを出しているサイトは数々ありますし、また、Rush Tickedと呼ばれるような安いチケットを劇場が用意するようなシステムもあるのですが、そういうところまでいろいろ調べてやろうというバイタリティのある方は、このガイドがなくても大丈夫な方だと思われますので、この話、これ以上は突っ込みません。(安くでチケットを手に入れる方法についてはNY旅行者向けのサイトに詳しい話がよく出てくるようです。) ------------------------------------------------------- 以上が「初心者向け」のガイドラインですが、それでも、やっぱり話題作を観て、日本の皆への土産話になさりたいという方もおられるでしょう。以下はそういう方向けへのおまけです。 5.それでもやっぱり話題作に挑戦したいという人 情報が少ない作品に挑戦するには、やはりそれなりに覚悟を持って、つまりいろんな人に聞いて予習をしておくか、ストーリーがさっぱりわからなくてもがっかりしないというように腹をくくる必要があるでしょう。 例えば、“Avenue Q”に挑戦したい方で、ストーリーや内容を理解したい方、ぜひ、上で述べたようにCDで粗筋読んで予習をしてください。さらに中に出てくるギャグをちゃんと分かりたい方は、「セサミ・ストリート」が何であるかを理解して、更にはGary Colemanって誰っていうことを知っておく必要があります。そうでなければ、とりあえず雰囲気だけ楽しんでよしとするしかないでしょう。また、“La Cage aux Folles”のような作品なら、リラックスしてとりあえず観にいって、筋が分からなければ、女性より綺麗な脚した男性のラインダンスを見て楽しんでそれでいいのではないかと思います。“Mamma Mia!”は要するに70年代に青春を生きた花嫁の母のお話以上のことをわかる必要があるのかどうかもわからん。どのみちあの作品が何故あんなに可笑しいのかわかっている人は、アメリカ人にも多くないはずです。ABBAの名曲聴いて満足すればそれでいいのではないでしょうか? そんなわけで、現在日本人にとってもっとも取っ付きにくい作品は、予習・復習のしようも無い上に内容がとても複雑な、“Wicked”と“Brooklyn”“Pacific Overtures”、それと新作で私も未見の“Good Vibrations”、“All Shook Up”、“Light in the Piazza”ですね。 “Wicked”は、トニー賞での素晴らしいパフォーマンスなんかもあって、今後日本からいらした方でご覧になりといとおっしゃる方が増えるかと思いますが、あれを理解するのは、はっきりいって大変です。わからずに悔しい思いをするのはいやだと思われる方は、まず最低限「オズの魔法使い」の映画を観ての予習は必須だと思います。また、個人で粗筋つきのレビューをネット上に書いていらっしゃる方が何人か居られますので、それをみていくとよろしいかと思います。(私の書いたのもそのリストの最後に加えていただければ幸いです。)“Avenue Q”は予習は出来ますけど、その予習自体が大変だと思います。でも、トニー賞を受賞したこともあり、作品として素晴らしいのでその価値はあるでしょう。“Pacific Overtures”、“Light in the Piazza”は作品そのものが初心者向けとはいえないのでここでは触れません。 そのあたり、それでも話題作(あるいは新作)を見たいという方向けに、ちょっとしたガイドラインのようなものを示しておきます。春の新作については私も観てないのがありますので、それらのショウには未見と入れておきます。またすでに上であげたものとも重なってます。 1)これを観たよ!って日本でちょっと自慢できる今最大の話題作 “Avenue Q”(トニー賞受賞で、私個人が選ぶ現在ベストのショウ) “Wicked”(ただいま大人気のショウ) 2)馴染みの曲がいっぱい出てくればそれで幸せという方 “Mamma Mia!”(Abba) “Good Vibrations”(Beach Boys)-未見 “All Shook Up”(Elvis Presley)-未見 “Movin’ Out”(Billy Joel) 3)とにかくミュージカルはダンスだという方 “Chicago” “La Cage aux Folles” “Movin’ Out”(バレエ) “Sweet Charity”-未見 4)素晴らしい歌声なくしてミュージカルを観た気がしないという方 “Brooklyn”(ポップ、R&B) “The Phantom of the Opera”(オペラ系) 5)とにかく能天気なコメディーが好きという方。 “Hairspray” “Mamma Mia!” “The Producers” 6)とにかく典型的なブロードウェイショウが観たいという方 “La Cage aux Folles” 最後に念のためですが、これらはあくまで私見です。また、ここの載せた情報わたしなりに手を尽くして調べはしましたけど、正確でないものもあるかもしれません。ですから、ここに書いてある事柄のご利用は自己責任でおねがいします。 では、ブロードウェイ観劇楽しんでくださいませ。 ********** いつもお世話になっているsnowさんの「ニューヨークのオススメ「○○」とは?」への参加記事です。(遅れちゃってごめんね。)
by sabretoothjapan
| 2005-01-09 01:55
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