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食べたもの
朝:ヨーグルト、牛乳
夜:角煮(玉子、ブロッコリ)、餃子、納豆、ご飯
・スーバーの試食販売につられて買った、生の餃子。何気なく食べて見た。ウマー。過去10年間、NYのジャパレスの餃子しか知らんかった身には、十分に美味しい。
・日本のテレビ、NYにいたころからいろんな方がブログでくだらないというようなことを書かれていたのを読んでいたので、その通りだと自分の目で確かめても驚かない。あ、別にアメリカのテレビがいいといっているわけではなくて、どちらも状況は変わりない。
・だが、日本に特有なことがひとつあって、深夜番組が面白いということ。ここ数日で、見てよかったと思える番組に立てづづけに出合った。
・まずは、テレビ東京の11時からの「ワールド・ビジネス・サテライト」このニュースの特集レポは、俺のような人間にはとても面白い。出来るだけ毎日見なくてはな。
・あと、木曜日の深夜の「R30」。前回は1980年代のバブル経済とはどのようにして起こったのかという話。大体のことはすでに知っていたことだったが、いわゆる「プラザ合意」の果たした役割の重要性については俺は十分に理解していたとはいえない。やっぱマクロ経済については弱いな、俺。
・それとさっきまでみていたフジの深夜ドキュメンタリー。最初数分見逃したので、タイトルさえもわからないけど、韓国で現在日本の小説が売れていると言う現象を追いかけつつ、韓国の文学の歴史と現状をレポしたもので、すごく面白かった。韓国では、文学イコール社会性の強いものという伝統があって、物語のほとんどは社会の中で主人公がどのように生きていくかと言う理想的な形を追い求めたものが多かったらしい。そこへ、日本の現代文学、たとえば村上春樹や村上龍といった作家の個人に焦点を当てた、ヒロイックとは程遠い弱弱しい主人公の行き方を描いた物語が若い人に新鮮なものとして捉えられているらしい。また、恋愛を描いた小説と言うのもそんなになかったとのこと。(マジか?)
・前からこのブログで、折に触れて述べてきたけど、2つの国というか文化がお互いに敬意を持って接し会うには、文化レベルで、相手の社会を広くひきつける何かが必要だと思う。経済がどれだけ発達しても、アメリカの子供たちに日本語を勉強したいと言う意欲をもたらしたのは、ポケモンであり、アニメだ。韓国の若者が日本語を勉強したいと思うのもまた、村上春樹を原書で読みたいからなのだろう。そして韓国ドラマを原語で見たいがゆえに、日本で韓国語を勉強し始めた人が多数いるであろうことは想像に難くない。