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食べたもの
朝:レーズンパン、クリームパン(2)、牛乳
夜:モスバーガー、ライスバーガー(海鮮かき揚)、サイドサラダ、アイスコーヒー
歩数、消費カロリー数
16332歩、824.1kcal
浦島せば、日本のファーストフードに(再び)出会う
今日は帰国してから初めて、ファーストフード店にいってみた。だが、いったのは、ファーストフードの中でももっともアメリカ的でないモスバーガーだ。ファーストフード産業が爆発的にのびて1980年代、ロッテリア、ファーストキッチンといった競争相手が基本的にマクドナルドと同じ戦略をとったのに対して、最初から、差別化を図ったのがモスバーガー。その戦略は当たり、80年代後半に成長の鈍化と共に価格競争(いわゆるサンキュー、サンパチ戦争)が起きると、つぎつぎに利益を落として、競争から脱落していったなかで、利益率を維持し続けた。
そのモスバーガー、聞くところによると、赤モスと緑モスという2つのブランドに分裂しているらしい。俺がいったのは緑モスのほう。
入って見てまず驚いた。日本のハンバーガーショップは、ほとんどがアメリカのダイナのようなイメージでデザインされている。(ダイナに比べてボックス席が少ないが。)ようするに、無機的な感じに作られている。それに対して、緑モスは、ほんと、スタバのような落ち着いた内装になっているのだな。一瞬スタバに入ったかと思ったよ。メニューの表示も壁に無くて、カウンターの上に置かれたものだけだったから、何のメニューgあるか知らない俺はちょっとあせった。だって、俺の番になってからメニューを見始めて、後ろから人がならんで待たせるわけにはいかないから。まあ、メニューが複数あったので、結局俺がメニュー見てる間に後ろの人に先に注文してもらって問題なかったが。
作る方式も、マクドナルド兄弟が完成させた流れ作業方式とは違うようで、スタバの方式に似ている。その分、時間がかかるし、量も裁けないけど、店員は2人で済む。つまり、小さな規模の店舗を、少ない人数で運営するようにデザインされているのだ。大きな店舗を大人数で運営して大きな利益を出す、いわゆる規模の経済の原則に基づいて作られたマクドナルドと対照的だ。
で、俺が頼んだのは、まずは定番のモスバーガー。確かにアメリカの標準的なハンバーガーより美味しい。得に、ドミグラス風のソースは。ちょっと食べにくいけどね。ライスバーガーについては俺はちょっとしたトラウマがあって、ここで話し出すときりが無いのでまたの機会に。
まあ、アメリカの標準的なファーストフードよりも遥かにおいしいとは思うけど、値段の高さだけはいただけない。これだけ食べて、1000円超えるっていうのは、ファーストフードじゃ無いなあ。まあ、おなかは結構一杯になったけど。
ところで、モスのことを美味しいっていったけど、これって日米の差なのか、単にモスが他のチェーンより美味しいのか?というわけで、今度は日本のマックにいって、15年ぶりに日本のビッグマックを食べて見ねばなるまい。