昨日一昨日とICM製(ウクライナ)のT-35を組んでいるわけだが、東欧製のキットは地雷という一般の評価は全く正しい。聞く所によるとICMのはまだ素性がいいようだが、うっかりタミヤのを組む感覚で組んでいくとあとで痛い目をみる。
昨日一昨日と進めたのは機銃塔の部分だが、側の左右をくっつけて、さ、接着しましょうと思ってふと、これで車体にうまく収まるのかと思い仮組みして驚いた。銃塔の外形のほうが車体の内径よりも少し小さく、そのまま組んだのでは入らないのだ。しかも、銃塔を旋回させた時の留めとなるノッチが分厚いためどう考えても銃塔が回転しない!すり合わせるに1時間以上かかった。結局ノッチを切り取ってしまったので銃塔はかぶせるだけの形になる。まあ、固定してしまうだろうからいいのだが。
これからも、このキットを組むには一つの工程を行う前にあらゆる罠について、考えておく必要がある。なんか、「ジャガーノート」の爆弾処理みたい。うっかり罠を見落とすと、ドカンとくるわけだな。
流し込み接着剤の使い方ではあいかわらずへまをやってばかり。流し込む隙間に指がかかっているのに気がつかずに流し込んで表面に伝わってしまい、指紋をつけてしまった。まあ、なんとかそこそこにリカバーは出来たが。