さて、ここを定期巡回なさるかたなら、quastさんのサイトで繰り広げられている"Big River"応援祭りについてはすでにご存知であろうが、団長の八面六臂の活躍のおかげで、
たくさんのレビューが集まっている。それを読んでいて、俺自身が1年以上前のB'way公演のときに書いたものと比較してみたくなった。そんなわけで、過去ログの底に沈んでいるのを引き上げてみよう。
えいっ! (あ、ネタバレがついてきた、ご注意)
幸い俺も、皆さんが指摘しているこの作品のメインの訴求点である、手話が振り付けと一体となっている、という部分は押さえることができていた。また、2人1役などの本来不自然な演出を開き直ってギャグにするのにも成功している、というようなことも何人かの方が異口同音にいっておられる。これは、演出家が何を見せたいかはっきりわかっていたので、それが観客に伝わったということだろう。
ひとつ俺だけが述べていて他の方が誰も指摘しておられないのが、対話の部分。あの部分だけは、手話が不自然な異物として思われた。だから、DWTのストレートプレイは果たしてどのようなものだろう、というようなことを書いたのだが、他の方はどのように感じられたのだろうか。