金曜日の
Michael Riedelのコラムで、ここでも取り上げたNY Timesの"Wonderful Town"のBrooke Shieldsへの批評が取り上げられている。なんでも、あの批評はプロデューサーが批評家を招待するよりも早く、Timesの編集者の判断でBenタンを送り込んだらしい。今まででの慣例では、名うてのスターがあるショウの主役に新たに入る場合、ある程度の期間を準備期間としてそのスターが舞台に慣れるまでおいた後で、プロデューサーの判断で批評家を招待してきたのだが、今回の場合はその招待が来る前にTimesが招待を待たなかったということで、プロデューサーが不満らしい。
この話をここで取り上げるのは最近NY TimesとB'wayのプロデューサーの間の軋轢が目立つからだ。最近もTimesの演劇面の扱いが悪くなったりしたことに抗議して、プロデューサーがTimesへの広告を引き上げようという集会がなされたところだ(プロデューサーの団結が弱く、うまくいかなかったようだが)。
ネット時代に入り、NY Timesの影響力は以前よりも低下していると思う。こういう中で、Timesが今までの慣習を打ち破ろうとするのは、いいことなのかもしれないけど、正しい方向に動いているのかなぁ。これは長期的な視点で見ていかなくては。
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"The Producers"のLondonでの
最初のプレビューのレポートがATCにあがってきている。最初の段階ではBroom役のLee Evansの方への拍手が多かったとのこと。Evansって全然知らないんだけど、何者?どういうクレジットがあるの?