食べたもの (4/3)
昼:Lo Meinの残り、烏龍茶
夜:桂花ラーメン、烏龍茶、あとでリンゴ
・テレビのトップニュースは相変わらずPope JPIIの死去のニュースがトップ。海外ブログのあちこち見ていて思ったけど、なんでカトリック教会の最高指導者が死んだことが、アメリカでこんなに大きく取り上げられるのかというのに、戸惑っている人もいるみたいだな。俺もPopeがアメリカに来たときに大騒ぎするニュースメディアをみて最初はとまどった。だが、アメリカ社会の深層に存在するキリスト教倫理の影響の強さを知るに、その最大宗派ではない(と思う)ものの、恐らくや最も組織化された宗派であるカトリックの最高指導者の言動というのは注目しなくてはならないのだと思うに至った。
・それを改めて認識したのが去年の大統領選挙だ。あれだけ安全保障だ経済政策だと論議を積み重ねながら、結局は、「中絶していいかどうか」といった宗教倫理に対する立場の違いで決まったのだ。
・そのことが良かったのかどうかは、ここで議論しても始まらない、というか、始まらないところに宗教倫理というものの強さというか恐ろしさがあるのだ。政治の問題は宗教から切り離せというのはたやすいのだけれど、切り離そうとしても、じわじわと滲み出てきてしまうほどに深いところで人の行動に影響しているのが宗教倫理なのだから。
・去年の選挙のあと、この事実に驚いたのが他ならぬアメリカ人自身じゃなかったのかな。特にインテリの連中。
・で、これは俺にもよくわからんのだが、何故、キリスト教の中でもアメリカでは最大派閥ではないカトリックの最高指導者がかくも注目されるのかということだが、思うにこれは、さっき言ったみたいに、カトリックが非常に組織化されていて、一人の最高指導者を持っているということが大きいのではないか?Popeが何を言うかということが、信徒の意見形成に直接影響を与えるということだな。プロテスタント各派(といっても何があるのか俺は知らんが)にはこういうシステムは無いだろうから。(あ、モルモンは組織化されてるね。でも、この話は追求するとややこしくなりそうだ。)
・そんなだから、JPIIの次のPopeが誰になり、その人がどのような発言をするかというのは、アメリカの世論形成に大きな影響を与えることになるのだろう。
・俺としては、"Baby bares baby"の状況が少しでも変わるような方向にもっていってくれるといいなと思う。また、クリストファー・リーブには間に合わなかったけど、まだ間に合う人がいるんだから、そっちのほうもなんとかしてくれんもんかね。
・あ~駄目だな~俺って。↑の発言もっと直接的にいえばいいのに、婉曲的にしかいえないや。こんなの読んでる人ほとんどいないっていうのに。