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食べたもの
夕:ステーキサンドイッチ、ダイエットペプシ
夜:野菜ラーメン、杏仁豆腐@揚州商人
・はたして今日一日のニュースは例の秋葉の事件がメインだった。
・そんな中で思わず笑ってしまったのが、事件の時の様子を語るメイドカフェのメイドのおねーさん。
・「そのうちご主人さまやお嬢様たちがいらして・・・」
・こんなインタビューでもキャラを崩さない「プロ意識」(といっていいの?)、見上げたものだ。
・フジの夕方のニュースの解説の○村太郎は、どうもおたく的性質と犯罪者気質を結びつけたくて仕方ないようだ。
・20年近く前、宮崎勤の連続殺人事件で彼の部屋に積み上げられたビデオテープの山を見て、○村は、「あの何千本ものビデオテープはとにかく異常ですね~」と開口一番語っていた。その時俺は、「ビデオいっぱい持ってたら犯罪者になるってどういう風に結びつくの?」と疑問に思った。そしてその後別の番組でニュースキャスターの小西克哉が「ビデオいっぱい持ってたら犯罪者になるんだったら、私だっていっぱい持ってますけどね~」と極めて常識的なことをいっているのを見て、わが意を得たりと思ったのをよく覚えている。
・ようするに○村は「猟奇的犯罪」と「ビデオの山」という二つの自分の理解できない世界を目の当たりにして、短絡的にそれらを因果関係で結んでしまったのだ。ニュースを解説するという立場の人間が一番やってはいけないことではないか。
・今回も○村は、バーチャルゲームがどうのこうのとか言って、今回の事件とゲームおたくの世界を結び付けようとしている。こんなのおっさんの居酒屋論壇とレベルが変わらん。
・自分が理解できない世界が目の前に展開された時、それとどう向き合うか、そして理解できないという事実をどう受け止めるか、メディアに携わる者の賢明さが問われる瞬間だと思うが、俺の思うに○村は、過去20年ほどの間、そのテストに落ち続けている。
・メディアで解説者のような立場で第一線で活躍してきた彼のような人でもそういう変な部分がある(○村の解説のすべてが変だとまでいうつもりはない)のだということを、見る側の我々が頭の隅に置いておくことは、我々のメディアリテラシーにとって必要なことだろうと思う。