10/1
食べたもの
朝:カップラーメン
昼:おにぎり×4、アイスティー
夜:蟹チャーハン、蟹グラタン、蟹の味噌汁
見たもの
「パコと魔法の絵本」
「20世紀少年」
・「パコと魔法の絵本」よかった~。これは傑作。見るべし!
・感動する映画は今年に入って何本か見たけど、マジ泣きはいったのは、初めて。
・始まってすぐに、造りや演技が舞台っぽいので、「あ、これそのまま舞台に、それもミュージカルにできるじゃん」と思っていたら、逆で、後藤ひろひとによる舞台作品を映画化したものだった。
・ネットでレビューを書いている人の多くは、これをティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」と比較しているようだ。確かに、音楽の使い方とかはバートン調ではあるが、俺はむしろ、CGアニメをセットに多用するときに、派手な色遣いでもってシュールな感じに仕上げるところなど、「ムーランルージュ」っぽいなと感じた。
・話は、後藤自身が述べているように、「クリスマス・キャロル」のような、嫌われ者の老人が、一とつながりを持つことに目覚めていくという話を軸に、そこに、いろいろな心に傷を持った人たちの生きざまがからんでくるというものだが、いかにも舞台っぽいべたなギャグとかが織り込まれて、笑えて泣ける作品になっている。
・これ、海外に出しても通用すると思う。ただ、なんというか、織り込んでいるギャグが日本のしかも現代というコンテキストでしか通用しないものが結構あるので、そのあたりが問題かなあ。後藤はこれを「クリスマス・キャロル」みたいな長く愛される物語を書きたいと思って書いたというが、それだったら、こういう、時代特定のギャグ、控えたほうがよかったんじゃないかなあ。
・「20世紀少年」も悪くなかったよ。
・原作がいいからね。
・映画館に入ると、午後だというのに、子供連ればかり。え?今日は平日じゃないの?とか思ったが、よく考えたら、「都民の日」でした。